「旅をし、提案せよ。」

「旅と提案」をテーマにした社会活動をしていきたい。


人は皆、自分達だけに「託された夢」があって、それがなにかを
探し続けていると思う。
それはどうやら、ひとりひとりが背中に背負った、荷物の中に書かれてあるようだ。
その荷物の中味を自分では知ることができないし、
そこに記されているはずの「託された夢」も、
それがなにかは自分ではわからない。困ってしまうが仕方がない。
それがこの世のルールというものだ。

ではどうすればいいのだろう。
その時は、人に聞いて歩くしかないんだ。
わたしの背中の荷物にはなんて書いてありそうですか?
わたしの夢は、なんでしょう?

自分のことは自分ではわからない。
それがこの世のルールだ。
だから互いに相手の背中の荷物を眺め合っては伝え合う。あなたの荷物には、
どうやらこんなことが書いてあるようです。
あなたに託された夢は、どうやらこのように見えますよ。

これは人、ひとりについてだけでなく、
企業や町や村についても同じことが言えるのではないだろうか。
内にいる自分達には、内にいるから見えないことがある。
だから外の人に聞いてみる。
いったい自分達は、どんな夢を背負ってきたのだろう。
いったい自分達の町には、どんな果たすべき夢があったのだろう。

その難問を投げかけるには、僕達のような旅人がちょうどいい。
僕はその役を担っていると、自分で思っている。
町や村の住民でもないし、社員でもない。でも、だからわかることがある。
一人で旅をつづけながら少し離れたところから、動きながら見るからわかるのだ。
どこかにあった夢。今から向かうべき夢の方向。
それを探し出す。そして「提案」する。それが僕の役割だ。

探し出した夢や希望は、絵やデザインの形にして、広げて見せてあげたい。
皆んながその発見に喜んでくれて、そして共にその夢の実現に向かって
進んでいけたとすれば、それこそほんとうの喜びであり、分ち合いだと思う。

「旅をし、提案せよ。」
これが僕のめざすところであって、
きっとこれこそ僕の背中に書かれている「託された夢」なのだろうと思っている。


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