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「山崎ウイスキー館」を空間プロデユ−スしたということになるのですが、はたしてそれは具体的にどのような仕事をした、ということになるのでしょうか?
サントリーレベルでいうと、ウイスキーの新しい見方をテーマに、空間を創造し蒸溜所から発するメッセージ発信の仲立ちをしたと言えるかもしれません。
またデザイナ−的な視点からいうと、絵画的手法でもって事を進め、建築と展示の一体化したイメージ空間を創り出そうと試みたと言えるかもしれません。
あるいはもっと簡単な言い方をすれば、「空気を創ろうとしただけ」なのではないかとも思えます。
いずれにせよ、「こんなイメージの山崎ウイスキー館に」という発想と表現の連続が「山崎ウイスキー館」の姿と形、働きに映し出されているように感じています。
それがどのような発想から生まれ、どのような表現によって形となったかを記録しておくことは、「山崎ウイスキー館とはなにか」を明らかにしておくことでもあり、それなりの意味をもっているのではないかと思いました。
制作の過程を通して実際に描いた絵やスケッチをもとに、「山崎ウイスキー館」の発想と制作の大きな流れをここに語りたいと思います。
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