ステーキハウス「黒川」のために『黒牛』を描いた。 山のような黒牛を食べ、牛の持つ元気な精をありがたくいただく。 縄文の頃から、人が自然を食するとは、そのようなことではなかったかと思う。 可哀想なことでもなんでもない。 ただ、問題となるのは、それだけ自然をめぐみとさせてもらった人間が、 自然にその分恩返しできたかということである。 僕は黒牛の姿を描いたのではなく、黒牛の精を描こうと思った。